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Firefoxで3Dが表示されない場合の対処

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Firefox 11以降では3D表示(ページインスペクタ機能を利用)が可能です。が、どういうわけか3Dにできないケースもあるようです。私がそうでした。

ということで、Firefoxで3Dが表示されない場合の対処方法について紹介します。

1.3D表示する

対処方法は後回しにして(笑)、まずは3Dの表示方法から説明します。

メニューから「Web開発」→「調査」を選択。または画面を右クリックして「要素を調査」を選択。

調査

ブラウザ右下に表示された「3Dビュー」をクリック。

3Dビュー

これで3Dビューに切り替わります。マウスでドラッグすれば方向を変えられ、ホイールでズームイン・ズームアウトができます。

3Dビュー

2.問題点

ところが、冒頭で述べたとおり、私の環境では「3Dビュー」ボタンが表示されませんでした。

3Dビュー

ネットを検索しても、

「3Dこんな風に表示されました!すごい!最高!」

という、まったく苦労せずに表示されました系の情報しか見つからず、PC環境のせいと思って諦めていたのですが、最近ふと思い立って調べたところ、対処方法をみつけました。

ということで前置きが長くなりましたが、対処方法について説明します。

3.WebGLに対応しているか確認

3Dビューにならないのは、そもそもブラウザがWebGLをサポートしていない状態にあるようです(そこまでは前回の調査でたどりつきました)。

WebGLとは、ウェブブラウザで3次元コンピュータグラフィックスを表示させるための標準仕様のことです。

WebGLをサポートしているかどうかは「Does My Browser Support WebGL?」のサイトにアクセスします。

次のように「Nay」が表示されればWebGL未サポート状態です。4項に進んでください。

3Dビュー

ちなみにサポートされていれば「Yay」が表示されます。

4.コンフィグの修正

FirefoxがWebGLをサポートできるようにコンフィグを変更します。

アドレスバーに「about:config」を入力。

about:config

「細心の注意を払って使用する」をクリック。

細心の注意を払って使用する

検索フォームに「webgl」と入力すると、WebGL関連のコンフィグが表示されます。

webgl関連のコンフィグ

「webgl.force-enabled」「webgl.disabled」の2つの項目について、次の値にしてください。ダブルクリックすれば値が切り替わります。

  • webgl.disabled:false
  • webgl.force-enabled:true

次のようになればOKです。

webgl関連のコンフィグ

これで再度「Does My Browser Support WebGL?」のサイトにアクセスして、「Yay」になることを確認します。

3Dビュー

「Nay」のままの場合は、Firefoxを再起動した後にもう一度確認してみてください。

5.Firefoxの再起動

コンフィグ変更後、Firefoxを一旦終了して再起動します(再起動しないと変更したコンフィグは有効にならないようです)。

再起動後、1項の手順で「3Dビュー」が表示されれば完了です。

6.参考サイト

参考サイトは下記です。ありがとうございました。


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