Facebook OGP(Open Graph Protocol)をブログやウェブサイトに設定されている方は多いと思いますが、2011年の後半に「og:locale」というパラメータが途中で追加されています。すでに修正されている方も多いと思いますが、本エントリーで紹介しておきます。
1.「og:locale」とは
Facebookのオープングラフ(Open Graph)のアクション/オブジェクトは多言語対応しており、サポートしているロケールを「og:locale」に定義することで適切な翻訳が行えるようです(説明が大雑把過ぎるかもしれませんが)。
本エントリーでお伝えしたいのはこの部分で、日本語しかサポートしていない場合は次のように「ja_JP」を設定したmeta要素を追加すると良いでしょう。
<meta property="og:locale" content="ja_JP" />
複数の言語をサポートしている場合は、次のように「alternate」を設定し、content属性をさらに追加します。
<meta property="og:locale:alternate" content="fr_FR" />
<meta property="og:locale:alternate" content="es_ES" />
og:localeを含め、アクション/オブジェクトの国際化の詳細については「Internationalization」を参照してください。
2.「og:locale」の設定有無を調べる方法
ページのソースコードを直接参照するか、Facebookのデバッガ(Debugger)で該当のURLをチェックして、次のようなワーニング(赤枠部分)が表示されることで分かります。
エラーではなく警告ですが、メッセージは「That Should Be Fixed」となっています。また詳細メッセージでも、「他のタグから(ロケールの値を)推測できるとしても、og:localeは明示的に提供されるべき」とあるので、修正を推奨しているようです。